Quo citius decernas, eo melius; quam celerrime fieri debet ut exsequatur.
最近購入したECC83を用いたフルバランス回路のプリアンプとKT66(その他ビーム管に差し替えながら使用中ですが)のバランス入力付きパワーアンプの組み合わせは血の通った音に微笑みが感じられる世界をもたらしてくれています。業務用のクールでダイナミックだけれど表情に乏しい今までの石のアンプと今回の真空管アンプを何回も聴き比べて、私には、がんを患う私には、真空管アンプのやさしく触れる世界がより似合っていると思い至りました。 なので、業務用アンプ(なんと6台もある)全てと不要になったオーディオ機材を今週売却すること、および、デジカメの不要なボデイ、レンズも専門店に売却することで300Bのシングルアンプ購入の資金にすることを決意しました。ビーム管と三極管を交互に楽しむ設定にオーディオを変更すべく、スピーカーのバナナプラグやXLRからRCAへの変換ケーブルを用意することに。がんというやっかいな災難に見舞われて音楽の持つ癒しに救われている自分に気がつきました。オーディオで機材をいじるための方法論としての音楽ではなく、主体は音楽であり、そのための方便としてのオーディオだと改めて認識し直しました。人生で本末転倒は気づかないうちに何回もしでかします。軌道修正は趣味だけに限ったことではありませんが早ければ早いほどいいですね。結果として。 親友も「やりたいことは、おおいにやっていいんじゃないですか?」って言ってそうです。