Maurizio Pollini, Dies at 82...
ポリーニが亡くなってしまいました。思えば、大学生の頃、ショパンのポロネーズ集をLPで買い求め、何回も聴いたことか。これが個人的なポリーニとの出会いでした。
バルトークのピアノ協奏曲のLP、これもまた鳥肌が立つ経験をしました。ピアノを打楽器のようにたたきつけポリーニの音が聳り立つ。アバドとポリーニの情熱とシカゴシンフォニーオーケストラの圧倒的パワーが相まってこの演奏以外バルトークのピアノコンチェルトは聴けない時期が長く続いたほど。感動の極みとはこのことでした。
若きブラームスのピアノコンチェルト第1番、ベーム ウィーンフィルの重厚かつ丁寧な曲の展開にピアノが対等の存在としてのスケールを示す演奏も、大好きです。
その、ポリーニがこの世を去ってしまいました。冥福を祈ります。
そのポリーニの演奏をハイレゾ音源で聴き直しております。
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