Jean Baptiste Lully (Giovanni Battista Lulli)'s Te Deum

 1687年初演のTe Deum laudamus (神であるあなたを讃えん)は有名な曲ですから演奏も多種多様にわたり、ど派手なものから17~18世紀のフランス王朝を彷彿とさせるもの(個人的な感想)までありますが、あまりど派手なものはちょっと疲れます。

イタリア人でのちにフランスに帰化し、ルッリさんはリュリさんになり、太陽王ルイ14世に見出されて王室総音楽監督に上り詰めたのはご立派です。このアルバムはジャケット見てピンときて即予約購入しました。王様ご臨席感満載で、ナチュラル・トランペットが鳴り響き、ゆったりとしたテンポでありながらかなりの大編成。ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂での演奏で聴きごたえたっぷりでした。バロック中期の黄金時代というか、この癒し体験はがんからのリハビリに必須なのであります。





コメント

このブログの人気の投稿

And now.

Quiet morning in the hospital.

Fumio Hayase's audio room in 1982