Schuberts Unvollendete und die Neunte.
親友は彼のブログにカール・ベーム指揮ベルリンフィルハーモニーのシューベルトを書いて、絶賛しています。例えば2021年5月4日の「絶頂期のベーム1963,1966」に。
ベーム、ベルリンフィルといえば、私には1950年代最期のベートーヴェンやブラームスの交響曲は聴いて大絶賛していたけれど、1963年以降もベルリンフィルに招かれて録音を重ねていたことはほとんど知りませんでした。あらためて親友が絶賛する1963年の交響曲第9番と1966年の交響曲第8番「未完成」(SHM-CD盤)を真空管出力設定のDACで聴いて、これは親友と一緒に聴きたかったと思わずにはいられなくなりました。アナログ時代を超えたというかアナログだからというか、鮮度のいい録音で、ベルリンフィルの技術水準の高さと時代遅れにならない演奏の極み。ベームはオーケストラを引っ張り回すのではなく、シューベルトが聴いたらOKっていいそうなバランス感覚っていうか、初めてこの曲を聴いたような気持ちにさせてくれる体験があります。この1963年以降にはベーム、ベルリンフィルでシューベルトの交響曲全集があるそうなのでなんとしても手に入れて全曲を聴いてみたい。そういう境地にいま、なっております。
というわけで、タワレコサイトからSACD盤シューベルト交響曲全集をポチりました。
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