January 2024

 元旦に実家を訪問し、翌日98歳になる父に新年の祝いをのべ、お誕生祝いのお土産を渡し、おせち料理をいただきながら昔話で盛り上がり、気がつくと夕方になっていた。携帯が緊急地震警報を知らせ、現実の世界に戻され、2024年は安泰な年にはならないのではと不安を感じる。

おいとまする際に、実家では使ってないからということで2015年6月発売のSONY DSC-WX500というコンパクト・デジカメをいただいて帰ってきた。9年前ですでに1800万画素。センサーサイズは1/2.3型でフルサイズの1/10にも満たないけれど、18年前のデジカメ600万画素の3倍もあり、iPhone 11よりは画質がいいのでメモ写真としてブログに載せるには十分。まだ現役で使われている方もいらっしゃるだろうし。

よくよく考えると、フルサイズのデジカメというのは、写真のプロが使うもので、「ど」がつく素人にはオーバークオリティであるとしみじみ思う。なにをこれほどまでに大きくて、重たい機材を担いで、その性能を存分に使いこなすこともない体力減退ぎみの素人高齢者には無用の長物に思えてきた。

直接、6千万画素のフルサイズ一眼の画像と1800万画素のコンデジ画像を見比べない限り、コンデジで十分とこの高齢者は納得しつつある。さすがにボケ味のない画像はつまらないので、APS-Cサイズがちょうど大きさ、重さと高齢者が使い回す許容範囲がうまくバランスするポイントかもしれない。

いただいたコンパクトなカメラを見ながらこんなことを漠然と思い巡らしている。つべこべ言わずiPhone11より画質がいいんだから持ち歩いてその性能をフルには使えなくても効果的な使い方をしてみようではないか、と建設的に思い直しています。

今月はがんの手術も控えているし、体力も免疫力もがたっと下がることには間違いないのだから、趣味の機材は小さくて軽いに越したことはないんです。








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