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Roppongi is a town where emptiness and reality coexist.

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 赤坂と六本木。どちらが自分向きか。六本木かなぁ。 赤坂っていうと「表」がしっかりあって、「裏」世界がある。実態がしっかりしている印象。 六本木はちょっと例外的な場所っていうイメージ。都会の田舎。表より裏。垢抜けないところがいい。麻布十番よりちょっとあぶない感じの場所っていうか。笑 Carl Zeiss Sonnar 135mm f2.8 MMJ 東京ミッドタウンわき。

Something I wrote exactly a year ago.

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 昨年の今日、こんなことをブログに書いておりました。親友もこれを引用してましたね。 基本的に1年経過して思うことはまったく同じです。なんら変わりません。ちょっとだけ死が遠くなったような気もしますが、こればかりは、さっぱりわかりません。 昨年、10月15日に親友はあの世へ旅立ちました。1981年4月の出会いから42年。オーディオという共通の小さい窓を通じて始まり、いつのまにか多方面のお付き合いになりました。あの日の前日、ふとよぎる不安から何かブログに急いで書いた記憶が残っています。 突然かかってくる親友からの電話やブログのコメントがまったくなくなった空白は時間が経てば経つほどつらいものになってきます。おなじ経験をされた先達たちが語ったこと、書いたことが重要な意味を持ちつつあります。

Carl Zeiss lenses for CONTAX RTS System in 1975.

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 リッチなカメラオタクが選ぶレンズはMTF曲線、歪曲収差や解像度などを調べて完璧なまでの性能のレンズをお財布の限度ギリギリにはたいて入手します。そしてその大金叩いた高額ズームレンズ(特に大三元っていうやつ)を誇らしげにカメラに装着して、自分でもいいんだかどうなんだか判断しかねる写真を撮りまくって満足する。(個人的感想です、あくまでも。高いレンズが買えないヒガみも入ってるかも。)自分もそうでしたから。MTF曲線をプロの解説聞きながら、まったく理解してないのに、さもわかったふりしてましたし、大きく、重いけど、明るい(F.2.8)標準ズームを見せびらかしながらしょうもない写真を撮りまくって自画自賛してました。笑 年取って重たい機材に負けて、自分の身の丈にあったもので写真撮ろう。そうなると、ズームレンズはターゲットから消えて、軽い、明るい、単焦点レンズを2本程度持ち歩く。それで十分だと悟るわけです。それも、新品ではなく程度はいいと勝手に自分で思い込む中古レンズを探し回って買い込んだものを。 いま、そういうノリで楽しい毎日を過ごしてます。1975年発売のY/C Distagon 2.8/25 T* AEG(旧西ドイツ製、一応)の安い中古(鏡筒の一部にぶつけた傷があり、フィルターつけるとギシギシするやつ。笑)を中古カメラ市でみつけました。設計が古いっていうのは個性の極みって捉えればいい。樽型の歪曲収差はあるし、解像度もいまいちだし、レンズもうっすら曇ってるようにも見えるし、周辺部は暗いって。そんなやつですが、かわいいんです。優等生ではなかった自分がカメラ機材だけ優等生使っていい写真撮れるかって、撮れません。笑 個性の極みレンズで劣等生だった自分の個性を際立たせる。これです。あの頃は高価で買えなかったけど、いまは手にして、それなりの持つたのしみと撮る楽しみを満たしてくれております。下手な試し撮りつき。笑

SONY digital camera with lenses for Canon's EF-Mount

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 一般に「純正」っていうパーツは高価で、その正当性を理解するにはちょっと価格のハードルが高い傾向にあります。デジカメのレンズでもそのまんま言えます。 ソニーが販売する「純正」E-Mountのレンズは高性能のGMシリーズやGシリーズでも高価で手が出ません。サードパーティも増えましたけど。最新レンズは軒並み高価です。 そういうときというか、貧乏な贅沢主義者はどうするか。電子接点付きの最新マウントアダプターで中古市場に出回る高性能だけど「お値段以上ニトリ!」みたいなレンズを使うことになります。探せばなんとかなる。全国から中古カメラ専門店が集まるデパートの「中古カメラ市」は全国駆け回らなくてもここを見るだけでけっこういいものが見つかる。はず。笑

The ZEISS lenses from about 40 years ago for CONTAX/Yashica cameras still give me images I like.

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 ツァイスのカメラ専門の子会社:ツァイス・イコン社がコンタックスというブランドのドイツ製のカメラは戦前(1932年)から存在し、戦後撤退。その後ヤシカ(のちに京セラ)と組んで日本で復活し、最終的には2005年に撤退するまで続きました。 言いたいのはカメラボディではなく、カール・ツァイスがこのCONTAXのために供給したY/Cマウント用のレンズ。1985年以降のMMJっていう記号が最後につくシリーズが特に好きでした。 ミラーレスデジカメラの時代になってこれら約40年前のレンズが格安で入手できるんです。とりあえず、Sonnar 135mm f2.8 MMJに手を出して半分懐かしみを感じながら。老後の楽しみとして高価な最新レンズには見向きもせず(正確には「できず」ですが)、これらの老兵的レンズを手元に置いて撮影を楽しみたいかなって思います。ILCE-7RM4AにマウントアダプターつけてSonnar135mm f2.8 MMJで試し撮り(手持ち)してみました。ボディ側の手ブレ補正使えます。最新レンズのようなキレッキレではないですが当時のレンズとしては解像度も高めですが、カリカリにならないところが自分には好ましいんです。このSonnar 135mm レンズにはレンズフードが内臓されているんですが、古いレンズのフレア対策でよりはっきり効果のある純正ハードフード(以前より所有していたもの)を装着。値段の割にプロっぽくてかっこいいかも。見かけ倒しですが。

Everybody digs Bill Evans recorded in 1958

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 このアルバムは最初はLPで、その後CDで何回もリリースされているので有名。今回、米国オリジナル・アナログ・マスターを基にした2024年リマスタリング音源192khz/24bitを採用のSACD版が発売されたのでこれを入手して聴いています。 アルバムタイトル名 Everybody digs BILL EVANS「誰もがビル・エヴァンスを敬愛してる。」1958年の録音時はビル・エヴァンス29歳! まだ29歳です。アルバムには3人の名プレイヤーからのメッセージが記載されていますが、かのマイルス・デイヴィスですら、I've sure learned a lot from Bill Evans. He plays the piano the way it should be played. と、ビル・エヴァンスからはいろいろ学んだ。彼はピアノが演奏されるべきやり方で演奏している。ってもうべた褒めですよね。 CDの少々緊張感のある音も好きですが、この自在に演奏するビル・エヴァンスのスタイルにはこの最新リマスターSACDがいいなって個人的には思っています。 親友と一緒に酒飲みながら聴きたかった。つくづく思います。

My favorite jewel-like phono cartridges in the 1970s.

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 なんだか人生の終焉に近くなって過去を振り返るような記述が多いですが。笑 1970年代初めにセパレート・ステレオ・セットなるものでLPを本格的に聴き始めました。当時のターンテーブルにはおまけ的なカートリッジしか付属しておらず、オーディオ雑誌を眺めてはカートリッジ交換から本格的オーディオをどうですか、的な記事に魅了され、カートリッジなるものをオーディオ店で購入しました。最初のカートリッジは米国ADC社の安いもので、これは音が気に入らなかったです。で、次に日本の品川無線つまり、グレースブランドのF-8Lっていうカートリッジを使ったところ、瑞々しい、爽やかな音になり同じLPレコードからこれほどグレードの異なる音が出てくるのか。と、次々にカートリッジ収集の沼にハマりました。 アメリカ製のカートリッジ(シュアー、エンパイア、ピカリング、スタントン、ADCなど)の中でピカリングとスタントンはよく使いました。B&O、オルトフォンのヨーロッパ製品から、国産ですと、フィデリティリサーチ、オーディオ・テクニカ、スペックス、テクニクス、サテン音響など、オーディオ雑誌で紹介されたものの中で気に入ったものは次々に購入しました。 最近、アナログレコードの復活が叫ばれているのは大変好ましく思います。CDが出て10年後くらいで大半のLPを売り払ったのは大失敗であった。と、いまは反省しております。

These little devils are called Mount Adapters.

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 ミラーレスデジタルカメラが持つ誘惑のひとつに、マウントアダプターという「罠」があります。ひとつ入手すると次が。こわい存在です。レンズならほぼなんでも使える誘惑への扉が突然開く、「どこでもドア」的な存在です。電気接点のないフィルムカメラ時代のレンズはフランジバック、レンズ側マウント、ボディ側マウントそれぞれの機械的精度が高いものを見つける必要がありますが、あれば向かう所敵なしです。 かつてヤシカ/京セラ・コンタックスのCarl ZEISSのRTSレンズ群を多用していましたので、これはまた準広角のディスタゴンや1:1まで寄れるマクロ・プラナーは出番があるんじゃないか。 そう悪魔が囁くこのごろです。

I had a radio for listening late-night radio program called "All Night Nippon".

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下宿生活とラジオの思い出。  1971年頃(下宿生活の高校生でした)、テレビを持ってなかったので、ナショナルブランドで発売されたRF-858 GX World Boy はFM、AMのほかSW(Short Wave:短波放送)も受信できる小型ラジオで、FMのNHK交響楽団演奏会、深夜放送やラジオドラマなどを聴くために購入。約15,000円は当時としてはけっこうな高額でした。「スリープタイマー」なる60分で電源オフになるタイマーが左横に付属していて(別付けにしなくてもいいのに)取り外しなんかしたことがないですが。他に、枕の下に敷いて深夜放送を静かに聞くピロースピーカー(なつかしい!)も使ってました。 SW(短波放送)では海外からの日本語放送を受信しました。アンテナを最大に伸ばし、垂直に立てて受信。遠いところでは英国BBC、オーストラリア(ラジオ・オーストラリア)、米国(ヴォイス・オブ・アメリカ:英語放送)、などをよく聞きました。短波は周波数に揺らぎがあり、よく聞こえたと思った瞬間にずれて聞きづらくなり、その都度、周波数ダイヤルを微妙に回して同調を取り直す必要があり、聞き取るのに苦労したことまで思い出しました。

Canon as camera and lens brand in my memory.

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大学卒業したのが1980年。4月に新卒でキヤノンに入社、いろいろあって(笑)10年後に依願退職。退職金でフランスにワイン留学しました。 もともとキヤノンは高級カメラメーカーで、「ライカに追いつけ追い越せ」が会社の目標で、会社の規模では、あっという間に達成してしまうことにはなるんですが、戦前の会社スタート時、設立者の1人が、ライカをバラバラに分解してネジの山を見て、こういう精密な部品を組み上げると家一軒分の値段がつくカメラになる。資源のない国で付加価値の高い商品をやろう。それがスタートだったと。でも、ボディは作れてもレンズはそう簡単には作れない。で、キヤノンの初期カメラにはニコンにレンズの供給をお願いして、Nikkorレンズを装着して販売したそうです。下のハンザキヤノンにはニッコールレンズが付いてます。これ、本当のはなし。 キヤノンの自社レンズは戦後スタートで、特に50mmの標準レンズは優秀な製品が多いと社内関係者からも聞きました。ライカスクリューマウントの50mm f1.8は新種ガラス採用で所収差を減らし、ライカユーザーからも好評だったと聞きます。一眼レフ時代になってFL50mm F1.8やFD50mm F1.8 S.C. があります。AFのEOS時代に入ってもEF50mm f1.8などダブルガウス型の標準レンズは健在で、2015年にはリニューアルされEF50mm f1.8 STM(いま手元にあります)が現行品ですね。 標準レンズっていうと今はズームレンズですが、40年前は一眼レフボディには明るい標準レンズ(50mm F1.4とか50mm F1.8)が当たり前でした。 単焦点の標準レンズなんて、出番ないじゃんって思うかもしれませんが、f1.8なんていう明るさとボケ味の美しさはズームレンズではまだまだ無理です。ま、安いので1本いかがっすか?ソニーα7でもマウントアダプターつければ使えますよ。

Dinu Lipatti was a Romanian pianist and composer died at the age 33.

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 若い頃に聴いていなくてとても反省の念がある知る人ぞ知るルーマニア出身の孤高のピアニスト。リパッティは血液のがんの一種で33歳という若さで1950年に亡くなっています。死の数ヶ月前にブザンソンで開かれた最期のコンサート録音(この時代はまだステレオ録音が開発される前のモノーラル)も残されていて、CDでは手元にあるのですが、最近SACD版を買い直しました。 モノーラルだとか録音が古いとかそういうオーディオ論を超越するピアノの音の純粋な凄み。これがステレオ録音だったらなんてまったく感じない、そういう演奏にのみ聴き惚れる音の連続が展開されます。 ハイレゾサイトにも少しリパッティのアルバムがあるのでダウンロードして聴きたいです。 たぶん、自分ががんにかかったからこそわかったといえる、そういう世界かもしれません。惚れました。

Paying attention to fine tuning, always.

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 最近、オーディオの話は書かないなぁ。自分でも思います。音楽はなにかかしら鳴らしてはいるんですが。音楽、とくに聴き馴染んだ音源を再生して、あれ、かつてベストだった感覚と違うなぁ。という段になると、自然にイコライジングに指が動きます。 バックグラウンド音楽的にたまに出番のサヴァール指揮 エスペリオンXX & XXI MINSTRILES REALES(スペインのバロック以前の音楽)をさらっと聴いていて気がつきました。低域が圧倒的に足りない。笑 スピーカーマネジメントのイコライザーのページを引っ張り出して再調整。119HzをQ0.1で引っ張り上げ、ぶわぶわとふやける音がする200Hzを結構急峻なカーブでがたっと引っ張り下げる。ぼやけないけれどちょっとしっかりした低域を。(これは我が家の周波数特性を踏まえた調整なので、よそで同じことをやっても効果は保証できません。悪しからず。) いまの20cmフルレンジでありながら、かつての38cm口径JBLフルレンジやもっと遡ると38cmのTannoy Dual Concentric Unitがもたらした安定感にちょっとは近づいたかも。 「これ、これ、この感じ。ベストのときはこんな鳴らしかたしてましたよね〜。」親友がつぶやいているような。

My life in New York has thus begun.

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 1982年7月上旬。ニューヨーク駐在生活開始の頃。自動車運転免許はNYで取りなさい。上司の指令でとりあえず、ナソーカウンティのビジネスホテルに缶詰状態。そのころの唯一のオーディオ装置は成田空港の免税ショップで購入したWalkman IIでした。東京で録音したカセットテープでパット・メセニー・グループ Offramp を浴びるように繰り返し聴く毎日でした。絞り開放で。パイロットのボールペンを添えて。 CAMERA BODY :Canon F-1 N  LENS : FD55mm F1.2 S.S.C. ASPHERICAL  FILM : Kodachrome 64

Elegy for Bill Evans

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 リッチー・バイラークの名盤だと勝手に思ってます。優秀な才能をちらつかせる演奏かと思いきや、ビル・エヴァンス風ではまったくなく、くったくのない、エネルギーに満ち溢れバイラークそのもの。1991年発売だったと思いますが、出だしから気に入った1枚です。 つぶだちの良いピアノ、ベースもパーカッションもオーディオ再生の過不足をきちっと提示してくれる。そんな印象だったかも。かと言って、演奏にはどっぷりはまって、ウイスキーちびちびやりながらリピートして聴いておりました。 月曜、湿気の多い東京のいやらしい蒸し暑さをふっとばしてくれます。

FESTIN ROYAL DU MARIAGE DU COMTE D'ARTOIS 1773

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 フランスの王様たちの音楽に親しむと好むと好まざるに関係なくブルボン王朝(ルイ王朝とも言われます: 1589 - 1792と一時中断の後1814 - 1830)の歴史に触れることになります。アンリ4世に始まるブルボン王朝はルイ16世の処刑(1793年)の前年に廃止されその後、ナポレオンが出てすったもんだがいろいろあってナポレオンが没落し、1814年にルイ16世の弟(ルイ18世)が即位してブルボン王朝が復活(王政復古)し、次のシャルル10世でブルボン王朝は終焉。世界史でちらっと習いました。が、ほぼ忘れてます。笑 フランスのブルボン王朝のための音楽は個人的に知っているものでいうと、 1 ルイ13世のためのバレー音楽 2 リュリ作曲、ルイ14世のためのシンフォニー、序曲など 3  ラモー作曲、ルイ15世のためのオーケストラ曲集 これらはサヴァール指揮:コンセール・デ・ナシオンの演奏で、歴史が進むにつれて曲のテンポやスケールが多彩にそして豪華になっていくのが面白い部分です。ですが、しかし、王様っていう存在の孤独、権力者であるけれど、世間の晒し者になってるという皮肉の側面、偉大な王もいれば、放蕩ざんまいの頭よくない王もいるし、凡人でつくづく権力のトップにつかない幸せを思います。 で、なにがいいたいかって。笑 昨日台風7号が吹き荒れる中自宅に届いたルイ16世の弟(ルイ18世)の婚礼(1773)の音楽がこの豪華な時代をものの見事に表現しているな。って。録音は2023年の最新で、場所はベルサイユ宮殿の劇場ですし、1773年の婚礼当時と同じ70人規模の大編成オーケストラですし。これを、フルレンジスピーカーとツィーター(ドイツのムンドルフ社製ハイエンドクラスのコンデンサーで低域カット)に設定し直した自宅のメインシステムで再生。親友がよく言っていたネットワーク回路がないことによる透明感とストレスのないまっすぐな音が演奏によくマッチしているって思うんです。 親友の格言 1 フルレンジユニット+ツィーター(コンデンサー1個による低域カット) 2 グラフィックイコライザーやパラメトリックイコライザーなどによる音場の補正 以上のうち、1はいつもでなくても人生で一回はやったほうがいい。2つめは好きな音楽をストレスフリーの音場で聴くために絶対にやったほうがいい。笑 私は親友とまった...

Le plein jeu de l'orgue.

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 パイプオルガンの重低音は日本人には盲点を突かれる音です。教会に行く習慣もなく、身近なところに立派な石造りの教会もなく、せいぜいコンサートホールに行って(何年かに一度!)耳に触れる。それは、私ですが。 1990年、ワインの勉強のためフランスに留学しました。あちこちで教会に寄り(アンジェ、ボーヌ、リヨンなど)耳に響いたオルガンの重低音に圧倒された記憶はいまもなお鮮明です。 オーディオ再生でも超低域はそれぞれみなさんここまで出ていれば立派だろうって納得しがちですが、全然足りてない。そもそも大オーケストラやオルガンを自室でそれなりに再生しようなんて、ダイナミックレンジ上も周波数レンジ上もはなから無理。自分のオーディオ見なくても、見たら見たでなおさらそう思います。笑 親友が口を酸っぱくして語った趣味のオーディオ再生現場におけるイコライジングがいかに大切か。それはオルガン再生だけをとってみても言えることです。上手に調整してみると BEFORE と AFTER が目に見えるほどに違います。個人的にはイコライザー内蔵のスピーカーマネジメントシステム(BEHRINGER社製)を使っています。 隣近所に迷惑かけずにオルガンを自室で再生する。そんなことは仮想現実ですが、イコライジング機器をいじくり回してやっと得られる世界です。若い頃、大音量で周囲にお住まいの方々からさんざん文句言われました。いまは、スピーカーもだいぶ小型化しましたし、イコライザーの調整可能範囲が広がり、痒いところに手が届く時代になったおかげで小音量から中音量程度で精神的には存分に満足しております。 とりあえず、イコライザー(グライコでもパラメトリックでも)導入して聴き慣れた音楽をベースにしていじり尽くしてみたいものです。遊ぶようにいじりたおさないと使い方は見えてきません。「やってみましょうよ。」って親友がすぐそばで「おもしろいぐらいに音がかわりますよ。やるべきですよ、そうそう」って頷いています。そういう様子を思いだしております。 フランス・バロックの作者不詳オルガン作品集を聴きながら。

Croque monsieur avec couteau et fourchette. Plus de jambon s'il vous plaît !

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 食道がん手術後の自分を宿(やど)に例えるとなんというか、「臨時宿泊所」って。 食堂(食道)がない。笑 食道のみならず、胃の上側も削除して食道の一部としてつないでいるので、胃も機能しているようでさぼってます。よく咀嚼しないで飲み込むと食物はかたまりのまま、いきなり小腸へなだれこみ、血糖値が急上昇。インスリンがどかっと分泌され、10分後くらいに低血糖でふらふらに。この繰り返しを半年繰り返しています。日経平均の乱高下状態に似てるかも。 少量づつしか飲み込めないので、半人前の食事ですら食べ終わるのに小一時間かかります。ランチタイムに外食は周囲に迷惑をかけそうで、不得意科目です。ですが、約半年経過しましたので、ビストロでクロック・ムッシュにトライしてみました。世の中にこんなにおいしいホット・サンドイッチがあったのか!グラスワインが欲しいけれど、それはまだがまんしないと。 来週はCT検査があります。結果は心配してもしかたがないので何も悩まずに、素直な生活をこころがけています。仕事のストレスがないぶん、長生きできそう。

Otto Klemperer New Philharmonia Orchestra plays Mahler

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 マーラー存命の時代に若きクレンペラーはマーラーと対面していて、推薦状を書いてもらって指揮者になった。ワルターのマーラーとは対極の演奏がステレオ録音で残っているのは本当に素晴らしいと思っています。 マーラーの交響曲第7番。マーラー好きでも7番が特に好みだなんていう人は見たことがないですが、5番の華やかで壮大な世界ではなく、6番の古典的なスタイルの中にマーラー独自の毒を吐くっていうでもなく、7番は仄暗く、もやもや感が抜けないけどこういうマーラーの存在っておおありなんだって思います。昼よりも夜のイメージがふさわしいかもしれません。 クレンペラーの7番の演奏には度肝を抜かれます。なんといっても演奏が止まるんじゃないかっていうほど厳格に、徹底的に遅い。この演奏が発売された当時からマーラーファンからこの演奏は議論の的とされていたそうで、楽譜をルーペで拡大しながら隅々まで見て全部を厳格に音に描き出すスタイルは全く新しい印象がしたものです。これに比較するとバーンスタインの演奏はなめらかなテンポでおどろおどろしく進んでいきます。 ワルターと重なるクレンペラー指揮のマーラーの曲は第2番、第9番、大地の歌。それぞれが私には宝物です。

Gil Evans is just amazing!

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 ギル・エヴァンス。音の魔術師。カナダ生まれ。ピアニスト。編曲者。画家。 マイルス・デイヴィスとのコラボが多いけれど、映画「シエスタ」の音楽もギル・エヴァンスの助言があったと聞きます。SHM-CD版でこのCDを買い直し、まっさらな気持ちで聴いてみると、こんなに多様な音のマジックで埋め尽くされていたのかって新たにびっくりした次第です。映画のほうは知りませんがこの音楽はすばらしい。余談ですが、SHM-CDは同じCDプレーヤーからいきなりハイレゾ音が飛び出す。そんな感じがします。 このスペイン世界を聴くと、遡ってスケッチ(ズ)・オブ・スペインを聴かないとまずいって思います。こちらはハイレゾで入手しました。ジャケットにも下の方に小さくArranged and conducted by Gil Evansってちゃんと記載がありますね。 そうなると、ギル・エヴァンスってどんな音楽って下流からどんどん遡ってOut of the coolっていうギル・エヴァンス・オーケストラに辿り着くことに。 これだけじゃないけれど、聴いておきたい音楽を存分に聴いて、ぱたっとことキレたいかも。笑

MoonDial : Pat Metheny

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 あのパット・メセニーも69歳。8月で70歳になるそうな。 パット・メセニーは親友も大好きだった。私は70年代から90年代に至るまでの作品が特に好きですが、今回、この新譜を聴いて静けさの表現がみごとだなぁ、そう思いました。若い頃のパット・メセニー、技巧とメロディの新鮮さにライル・メイズのシンセが重ねる音の新しい世界はそれはそれで一生の宝物ですが、人間、日々変化しつづけないと。 変化しない(できない)人間がどの口で言う。って言う感じですけど。 食道がんを患って、とりあえず手術で除去して一難去って新しい(変化した?)自分になったと思うのは患者側の楽天的な理解。病院の立場からすると、再発してないか、転移してないか、経過観察中。8月には検査でCT、血液から体組織の状況もみる。来年1月には内視鏡検査がある。結果はどうでようが、出た時点で過去のことに。新しい検査を待つあいだが束の間の未来というか、変化の可能性を思う時間ではあります。 パリオリンピックの開会式をサイレントで観つつ。

Harlequin played by D-50 in SANTANA(E30) assembled by NISSAN

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このブログはいま、ほとんど自分の過去録として記載してますので、あの世の親友以外は知らないおはなしなのでだれも読まないと思って気ままに書いてます。笑 1983年の年末、会社の命令でNYから無理やり帰国させられ、かの5リットルV8エンジンのマスタングGTを知人に半値で売り払い、鮫洲でNYの運転免許をもとに国内の免許を取得。でも、あのがさつなアメ車を恋しく思い、国内の新しい仕事にもまったく身が入らずに失意のどん底でしたね。 で、日産自動車がドイツのVWのSANTANAをノックダウン方式で座間工場で生産するっていうニュースが飛び込んで、ほぼドイツ車の新車を半額で買えるってすごくね?ってことで、マニュアル5段ミッション、エンジンにアウディのマーク入り直列5気筒の2000ccVW SANTANAに1984年4月から乗りました。これがまた、ボディ剛性もよく、しっかりドイツテイストを滲み出していて直列5気筒エンジン独特のシャキシャキ音がたまらない心地よさでした。(エンジン音は親友もほめてましたねぇ)ただ、SANTANAのカーオーディオはラジオとカセットしか再生できず、なんとかCDを聴きたい。と思ったところでSONYからD-50っていうポータブルCDプレーヤーが発売され、さっそく導入。しかし、困ったことに道路の振動で針跳び(CDではフリーズか)を起こし再生音が止まる。なので、いろいろ対策を取ってみた結果、最終的に分厚いミニ座布団をCDプレーヤーの下に敷いてドライブに出たら音も飛ばず、快適そのもの。デイブ・グルーシン、リー・リトナーのハーレクインはドライブのお供に最適のCDのひとつでした。やりたくない、およそ面白くもない仕事への鬱憤を解消すべく週末は早朝(4時くらい)から高速を飛ばしてドライブに出掛けてました。 1987年にはマンハッタン・トランスファーが「ブラジル」っていうタイトルのCDを出してくれました。ハーレクインと重なる曲もありましたがテイストが全く違うノリを楽しむことができました。ま、1987年にはMercedes Benz 190E (4気筒2L)に乗ってましたが。ベンツ搭載のカーオーディオがこれまたしょぼくてかまぼこサウンド(ってわかるかな?)オートバックスでカーオーディオシステムをスピーカー、アンプ、CDから全部専門メーカー製で組み直しました。若気のいたりっていうやつで...