FESTIN ROYAL DU MARIAGE DU COMTE D'ARTOIS 1773

 フランスの王様たちの音楽に親しむと好むと好まざるに関係なくブルボン王朝(ルイ王朝とも言われます: 1589 - 1792と一時中断の後1814 - 1830)の歴史に触れることになります。アンリ4世に始まるブルボン王朝はルイ16世の処刑(1793年)の前年に廃止されその後、ナポレオンが出てすったもんだがいろいろあってナポレオンが没落し、1814年にルイ16世の弟(ルイ18世)が即位してブルボン王朝が復活(王政復古)し、次のシャルル10世でブルボン王朝は終焉。世界史でちらっと習いました。が、ほぼ忘れてます。笑

フランスのブルボン王朝のための音楽は個人的に知っているものでいうと、

1 ルイ13世のためのバレー音楽

2 リュリ作曲、ルイ14世のためのシンフォニー、序曲など

3  ラモー作曲、ルイ15世のためのオーケストラ曲集

これらはサヴァール指揮:コンセール・デ・ナシオンの演奏で、歴史が進むにつれて曲のテンポやスケールが多彩にそして豪華になっていくのが面白い部分です。ですが、しかし、王様っていう存在の孤独、権力者であるけれど、世間の晒し者になってるという皮肉の側面、偉大な王もいれば、放蕩ざんまいの頭よくない王もいるし、凡人でつくづく権力のトップにつかない幸せを思います。

で、なにがいいたいかって。笑 昨日台風7号が吹き荒れる中自宅に届いたルイ16世の弟(ルイ18世)の婚礼(1773)の音楽がこの豪華な時代をものの見事に表現しているな。って。録音は2023年の最新で、場所はベルサイユ宮殿の劇場ですし、1773年の婚礼当時と同じ70人規模の大編成オーケストラですし。これを、フルレンジスピーカーとツィーター(ドイツのムンドルフ社製ハイエンドクラスのコンデンサーで低域カット)に設定し直した自宅のメインシステムで再生。親友がよく言っていたネットワーク回路がないことによる透明感とストレスのないまっすぐな音が演奏によくマッチしているって思うんです。

親友の格言

1 フルレンジユニット+ツィーター(コンデンサー1個による低域カット)

2 グラフィックイコライザーやパラメトリックイコライザーなどによる音場の補正

以上のうち、1はいつもでなくても人生で一回はやったほうがいい。2つめは好きな音楽をストレスフリーの音場で聴くために絶対にやったほうがいい。笑

私は親友とまったく同じことをオーディオでやってきたわけではありませんし、別々のアプローチをして、結局これだよね!って笑い合った結果です。

親友のいない寂しさがボディーブローのようにきいて、ちょっとつらい毎日です。







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