And now.
個人的な好みでいいますと、フルレンジを朗々と鳴らし、それに高域ホーンツィーターを15kHzあたりから6 dBでだらだらと下げて高域にちょっと冷涼さを足す。こういう感じの音にしびれます。それってJBL E130 と 2405Hの組み合わせと同じじゃないか。 そういうことですが、やはりフルレンジはイコライジングしたあとで上のツィーターと連動はさせず高域は鳴りっぱなしにさせるといい。清々しいですし、ECMのし〜んと消えていく音がぶれない良さがあります。 20代のころからスピーカー選びは難儀しました。2ウェイがスタートでバイトして貯めたお金で3ウェイに挑戦し敗北。ま、復活のスピーカーが3ウェイでしたけど。総じて2ウェイが多数を占めるのはやはり透明感を自分なりに求めた結果だと思っております。 今のたった20cmフルレンジと13kHzでクロスさせているツィーターが今月のベスト。でもここに至るまでイコライジングカーブは基本的に同じですが、どの周波数帯域をどの程度のdBでならすかという問題に試行錯誤しました。っていうか今もしてますが。 ひっそりと全体のバランスをとった前のシステムより快活な印象を与えつつ、足りない感をどう克服するか。まいにち夢にこのカーブはどうだ、ここをこう調整しなおそうと出てくるのはちょっと病気チックなんでしょうかね。 やっぱりオーディオは面白い。
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