Classical concerts in a hospital room.
がん病棟って書くと、もう戻ってこない、片道切符、一方通行専用など、あまりいい意味には聞こえませんね。
さて、抗がん剤の点滴が始まりました。3種類ほどもう体内に入ってますが、これといって副作用を自覚していません。食事も毎回完食。完食ついでに間食までたべたりして。
ゼンハイザーのイヤホンはもう最高です。クラシックに。ほんと。周囲のノイズを消し、コンサートにのみ精神を集中できる。抗がん剤なんて夢の彼方。特にBeethoven, Brahms そしてわたしにとっての3BであるBartokをとことん堪能できる。Bはいっぱいあって困ります。Bruckner,Bachもあるし。
Mも大切。私の3大MはまずMonterverdi, Mozart それからMahlerときます。
この狭い病室ですが、一度イヤホンを装着するや、コンサート会場です。ま、ハイレゾです。
バランスはどこをどうとっても秀逸で、五体満足に動けなくなったときの究極のオーディオはイヤホンがスピーカーに取って代わるかもしれません。イヤホン、ヘッドホンの進化は思っても見なかったって言っていい。
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