Bonjour Monsieur! Comment ça va ?
親友おすすめのブックシェルフ用スタンドは床からおよそ60cmがスピーカーの底辺にくる。もう一台、前から使用中のものは床からおよそ70cmが底辺になるからその差は10cmと書いたとおりですが、たかが10cm、されど10cmで、音楽のもたらす世界観が異なるので驚く。
フルレンジユニットが耳の高さになるのがうちの場合床から60cmで、新しいスタンドがぴったりの高さ。高さが揃うと、そもそも音楽の解像度が違う。きめ細かにピントが合ってくる。見た目も上から目線で見下ろされる感覚から正面に鎮座するスタイルはまとまりがよく、可愛らしい感じさせする。
土曜の朝はフランスのジャン・フィリップ ラモー作曲、ルイ15世のオーケストラ曲集。イコライザーの設定は細かい設定をオフ、フルレンジはツィーターとのクロスオーバーを外し上まで伸び切った設定にする。つまり、フルレンジ+コンデンサー一発でツィーターを繋ぐという親友得意のわざで音を出す。きりりと冴えわたる弦楽器。これが親友サウンドの代表例だ。彼のところではもう二度と聴けないけれど、設定を変更することで彼らしいサウンドを自宅で再現できる。あの白いスピーカーを是非ともここで鳴らして親友サウンドと共生していきたいとつくづく思う。
数曲聴いて、フルレンジとツィーターをクロスオーバーさせ、お互いを6dBで減衰させて、あとは高音域全体になだらかに落とす。やっと我が家のサウンドに。やはり自分のサウンドは落ち着きますね。
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