All symphony concert in my living room yesterday.

 昨晩は柚香さんお手製ビーフハンバーグでルーマニアのコスパ最高で味わいもいいピノ・ノワール。バックグラウンドでゲオルク・フィーリプ・テーレマンの管弦楽曲を静かに鳴らしていたのでウォームアップが完璧。

なので食後はエアコンの温度をさらに下げてクラシックタイム。ブルックナーの交響曲第2番からスタート。1990年代の朝比奈隆さん指揮、大阪フィルハーモニーはこれが日本のオーケストラかっていうほど雄大な演奏で曲のスタイルも穏やかに盛り上がりぐっと手応えを感じます。

ブルックナーの交響曲の中では後半の第5番以降をよく聴くんですが、個人的に最高峰はなんといっても未完成に終わった第9番です。カール・シューリヒトとウィーンフィルは完璧な構成。FOSTEXの20cmフルレンジがやっと本領発揮の域に入ってきたと意識。ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団の第9番は人生最初に聴いた演奏なので心の底に沁み渡ります。ティーレマン指揮シュターツカペッレ・ドレースデンの交響曲第8番は旧東側というよりドイツ伝統の東欧的解釈とオーケストラ全体の響きの透明感にちょっと鳥肌が。

つぎはブラームスの交響曲第1番。カール・ベーム指揮ベルリンフィルは1950年代最後のステレオ録音ですが若々しいベームのエネルギッシュな解釈がベルリンフィルを縦横無尽に駆動している感が素晴らしいです。同時期にはベートーヴェン交響曲第3番や第7番もあり圧巻です。

ルドルフ・ケンペとミュンヒェンフィルのブラームスも印象が全く異なり、ハンブルク生まれのブラームスを南ドイツのオーケストラがまったく印象の異なるブラームス像を捉えています。

最後、ベートーヴェンのミサソレムニスをバーンスタイン盤で。第2曲グロリア!第3曲クレド!!昨晩最後にふさわしくベートーヴェン節炸裂の場面展開にエネルギーをもらったのでした。

寝酒はバカルディでモヒートを。

















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