Ribbon tweeters. Settings should be changed. From my point of view.

 フルレンジユニットの再生上限周波数にはいろいろあって、我がFOSTEX FF225WKは17kHzまで伸びている。そこを起点として発想の転換が必要だと考えた。従来の38cm口径フルレンジは最強だけれどツィーターなしではちょっと夏にエアコンなし的で無理な印象だった。なので低μFのキャパシタをツィーターにつないでかなりの広周波数からなだらかに減衰させてぴったり全体の音が整った。その後はデジタル化してマネジメントシステムで同様のことをやってきたんですが。

今、20cm口径のフルレンジはツィーターなしでほぼなんでも聴けてしまう。ツィーターは薄化粧程度でいい。そう思ってリボンツィーターもそういう設定で18kHzあたりをクロスオーバー周波数にしてフルレンジの小間使い程度っていうか脇役にしか最初はリボンツィーターをほぼ無視していたような。

我が家のホーンタイプツィーターは推奨クロスオーバー周波数が最低でも8kHz前後ですが、リボンツィーターは2kHzということで発想の転換が必要だと思い至りました。で、2.51kHzでフルレンジとクロスさせフルレンジはほぼウーハーからミッドレンジ程度におとなしくしてもらい、リボンツィーターの存在感をぐっと増してみたら、なんとあなた、びっくりするくらい輪郭がキリッと「映える」印象になった。しかもただようような空気感にはちょっと滑らかさも加わりヴォーカルが鋭すぎずに空間に浮かび上がるようになった。

4月、5月の2ヶ月はツィーターで遊んでツイートしよう月間。なんちゃって。(笑)






コメント

  1. 面白そうですね、ぐっと低いところから鳴らす…… 能率が高くないのでいいかも…… うちで実験するとしたらALTEC かPHILIPS のフルレンジがベースになりそうです。

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