Speaker frequency characteristics

 FOSTEX FF225WKをBK225WB2に装填した状態の周波数特性グラフ。

パッと見ると相当のばらつきというか粗さが10kHzあたりから目立つ。9kHzの急峻なディップと11kHzのピーク。その上もピークとディップを繰り返す。おそらく17kHzまでのピークやディップがツィーター併用する場合の聴感上の問題点だと感じる。併用するツィーターの高域周波数特性をフルレンジユニットと重ねて見ておくことは大切だと思う。見たからといって、調整できるわけではないけれど。

で、メインのツィーターについて。

JBL 2405Hは10kHzから14.5kHzあたりまで108dBであるが15kHzから110dB程度が続き、そのレベル上の差は最大で4dBほど。最後19kHzの小さいディップと20kHzに小さいピークがある。

FOSTEX T900Aは10kHzから14kHzに向かって少しづつ上昇。ピークは14kHzの105dBでそこから上はだらだらと下がるけれど20kHzから25kHzでも100dBをちょっと超えている。

なのでフルレンジユニットを同一のイコライジングでツィーターだけ取り替えてもかなり音が違って聴こえるのは容易に想像できる。

上記を多少考慮しながら10kHzから上のイコライジングに加味して調整するとどうなるか。


Fountekのリボンツィーターは販売終了で、明確は周波数特性は不明。

ま、出たとこ勝負ってことで。(笑)


FOSTEX FF225WK




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