My history about LP Turntables and Phono cartridges.
そもそも1972年に当時の4チャンネルシステムステレオ(カビ臭い響き)でスタートした30cm LPレコード再生の歴史です。当初はベルトドライブでワウ・フラッター0.08%程度のもの。付属カートリッジの音が不満ですぐに品川無線(ブランド名:グレース)のF-8Lっていうカートリッジに交換。宝石のようなカートリッジに惚れ込み、以後カートリッジ収集に溺れていきます。1979年頃、そもそもスタート時のステレオがお役目引退。次に購入したレコードプレーヤーはDENONのDP-790だったでしょうか。ダイレクトドライブってかっこよかったんですが、それほど音がいいとは思わなかった。で、トリオ社のKP-7070にバトンタッチ。クオーツロックドライブ。かっこいいですね。これはそのクオーツがいかれて使えなくなり、MICRO社がOEMで製造したBL-81っていうベルトドライブに落ち着いたんです。1982年頃でしょうか。個人的な好みでいうとダイレクトドライブよりベルトドライブが好きですね。なんていうんでしょうか。安らぎ感があるっていうか。1/fの揺らぎがぶれないっていうか。このプレーヤーはニューヨークにも持参してましたしCDプレーヤーに置き換わってすっかりLP聴かなくなった1989年頃までは持っていたんじゃないでしょうか。
さきほど書いたカートリッジはほぼありとあらゆるメーカーのものを使いました。国産では品川無線(グレース)、オーディオテクニカ、テクニクス、フィデリティ・リサーチ、SUPEX、珍しいところでは京都にあったサテン音響っていう会社のMC型のもの。アメリカ製はシュアー、ADC、ピカリング、スタントン、エンパイア、ヨーロッパではエラック(当時はエレクトロ・アコースティクブランド名)、B&O、オルトフォンくらいでしょうか。カートリッジの音質を聴き分けるうちにMM型よりMC型の繊細な分解能に惚れ込み、昇圧トランスはあのウエスギ社のU Bros 5 を使ってS/N比の良さに驚いたものでした。うちのマンション地下倉庫に売らずに残したLPが20枚程度残ってます。アナログ復活するにはまだまだ腰が重い状態です。以下の写真はネットから。あ、これ覚えてるっていうものの一部ですが載せます。
コメント
コメントを投稿