Four amplifiers are needed for four speakers.

 耳に近い設定でスピーカーを聴く。そうすると、一つのステレオアンプをモノラルアンプとして使うことが最高の純度をもたらすことに気がついたんです。

フルレンジユニット2つ、ツィーター2つ。普通の設定なら一つのアンプに左右のフルレンジをつなぎ、ツィーターはもう一台のアンプの左右に繋ぐ。これあたりまえ。

でも何回も同じソースをアンプ設定を変更して何回も聴く。これを繰り返した結果、たどり着いたんです。

ステレオアンプ1台をたとえば左チャンネルだけのフルレンジを鳴らす。右チャンネルはもう一つ別のステレオアンプを使う。

ツィーターも同様の設定で使う。つまり4つのスピーカーを別々のアンプを用意して鳴らすということ。

フルレンジの低域は左右別々のアンプが電源のゆとりもあって濁りが少ない音になる。これはやってみて想定内のお話。

びっくりしたのはツィーター。ツィーターはほとんどパワーを消費しないので一つのアンプで十分いい音がするだろう。けれど、アンプがせっかく4台あるんだからツィーターも左右で別々のアンプで鳴らしてみたらどうなんだ?

で、やってみたんですが、左右別々に同じパワーアンプを4台使うと濁りのない、奥行きについてもベストの澄み切った音になる。これを知ってしまうともう元には戻れない。

我が家はこれでいきます。4つのスピーカーを4台のステレオアンプの片チャンネルで鳴らす。これが最も音の濁りがすくない最良の音である。

我が家ではですが。長年慣れ親しんだソースでも確認しました。






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