Around 40Hz to 70Hz. The key frequency for my speakers.

 古いレンズで遊んでばかりいないで本業?の音楽再生家(笑)として頑張ろう。

20cmフルレンジスピーカーを私が使って困っていたポイントは重低域ではなく、というか、そもそもたった20cmのスピーカーから28Hzなんかまともな再生は無理ときっぱりあきらめているので問題はそこではない。そのちょっと上。20歳代に経験した和室6畳間で感じたあのどうしようもないだらっとしたもやもやしたっていうかぶよぶよした中低域だった。

それが、何をいまさら、先月は気が付かなかったけれど、あちこち調整しているうちに200Hzから300Hzあたりがふやけていてまずいって決めつけてそこばかり上げ下げして悶々としていた。が、問題はまったく解決しなかった。

最近、ちょっと酔っ払ったときに、間違ってもっと低い周波数のポイントを知らずに動かしてある時点でさっとあのいやなやつとおさらばできたのだ。後日あらためて設定を見直すと最初いじってはいけないと決めたはずのポイントをガラッと変更していたことに気がついた。要は200Hzや300Hzあたりの問題ではなく45Hzを中心周波数にしてQを0.1とすることで私の場合は解決したのである。推論するに、パラメトリックイコライザーにしろグラフィックイコライザーにしろ重低域をどういじっても重低音を20cm口径のスピーカーからは出ない。コーン紙が律儀にぶんぶんと前後して頑張っていてもスピーカーから音としては出ない。と言っていい。問題は上の周波数である。気がついた! 45Hzを中心にQを0.1にして音として差が出てくるのは上の帯域だと。だから、もこもこっていうかぶよぶよした周波数帯域をちょうどうまい具合に調整してくれたのだ。と、思う。

仕事でも趣味でもいつも思う。問題の根本的解決は問題の周りをうろちょろしているうちは解決への糸口が見つからず、一旦問題から離れて全く違うことをすると💡!パッとひかるのだ。何かが。禿頭ではなく頭の中が光るのである。

添付写真はそういうことをいろいろやったあとの結果としての現状の一部です。3つのスピーカーの間はやはりバターワース特性で6dBで繋ぐと自然です。むかしから言われてるけど。(笑)

中年というかかつての少年老いやすく、オーディオなり難し。か。



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