Bruno Walter's Mahler
従来は輪郭線がハッキリしすぎて痩せた音にしか聴こえなかったワルターのステレオ録音ですが、今はワルター独特の微笑みが感じられて好感できるようになりました。ベーリンガーのスピーカーマネジメントシステムは片チャンネル9ポイントで周波数と音量とQがコントロールでき、いかようにもイコライザーとしてフルに使えるので年初に重い腰をあげていろいろいじったところ、やってよかったなというめでたしめでたしの結果にいたりました。
その状態で昨晩は1957年ニューヨークフィルを用いたマーラー交響曲第2番全曲を聴き通しました。全曲聴くのは20年以上ぶり?かな。いやあ自分が1歳の頃の録音とは思えませんね。曲の解釈もさすがマーラー唯一の友人であったワルターならでは。痺れました。
イコライジングカーブも曲によって大幅に変更することも少なくなりつつあり、落ち着きが見えてきている気がします。
あと、補足ですが、うちのフルレンジは逆相ドライブにしてあります。なぜってJBL 2405Hが逆相ドライブなので。
前に一度JBL E130とJBL2405Hを正相ドライブしたことがありますが、活気のない貧血気味のALTECのような音で、救急車を呼びたいって思ったほど。(笑)
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