To be real or to be ideal?
メインのフルレンジスピーカーの上にどのツィーターを乗せるか。リボン型か、ホーン型か。さらに、クロスオーバーをコンデンサー1個にするか、スピーカーマネジメントシステムで厳格に設定するか。
それだけで、1年は悩み、もだえ、楽しむことができます。それもツィーターだけで。笑
メインスピーカーの上に乗っているツィーターをFOSTEX 900AからJBL 2405Hについ先ほど置き換えました。新たに購入したCD、18世紀のフランスのヴァイオリニスト・作曲家 モンドンヴィルの「パルナス山の謝肉祭」というオペラを聴き始めました。DACの出力は真空管経由にして、倍音成分を多めにして、JBLのどちらかというとパワフルだけど無表情さにほんのり微笑みが漂うよう設定してみました。先程まで聴いていたFOSTEXの美しい理想郷的な世界はとても大切で、特にがんの後遺症で痛みや苦しみが身体に出てくるときにはとても良い癒しになります。今回、JBLに交換して感じることは、生命の活力をより強く感じるというべきでしょうか。盛り上がってくるうねり。がんに負けるな!とでも言ってくるような、若い頃に乗り回したトルクの大きいアメリカ車のV8エンジンのような。じわっとくるトルク感。これが効くんです。いろいろなことに興味を持って大地を蹴ってうごきまわれ!とでもいうように。
たぶん隣にいて聴いているはずの亡き親友も「へぇ〜、こんなに違うんですねぇ。おもしろい!」っていいそうな。
雨で気温が低い今日は、リビングルームで音楽に浸るのもいいかな。JBLってすてき!
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