October evokes lots of different memories from the past.
2年前の10月は大変な1ヶ月でした。まず自分ががんに罹患して抗がん剤治療が始まったこと。最初の抗がん剤点滴で入院中、親友が突然亡くなったこと。それは最初の治療を終えて退院する前日の午後でした。あまりにもあっけない親友の死。受け入れられないまま抗がん剤治療の入退院を繰り返しました。翌年、2024年1月にがんの手術。2月上旬退院。そして再発することもなく現在に至っていますが、今のところっていう途中経過のお話であります。今年は親友の墓参りに是非にでも行きたい。自分の頭の中ですら、彼の存在がどんどん薄れていくような寂しさを打ち消す意味からも是が非でも行かなくてはならないと思っています。
最近はCDをよく聴きます。親友がネット配信音源を聴くようになってからも音源としてのCDにこだわり続けたように。彼が好んだジャンルではないですが、フランスのヴェルサイユで収録したルイ王朝時代の宮廷音楽で癒される毎日です。なんというか、親友と一緒に聴いていなかった音楽は思い出す辛さも少ないからでしょうか。最近漠然と思うオーディオの関心事は、真空管アンプの角のない、艶があって、独自の親近感を覚える理想郷的世界に自分の目の前の機材の一部を変えてみたいこと。ま、年金暮らしの身には逆立ちしてもできない芸当ではあるんですが。
また、デジカメはだんだん重量がきつく思うんですが、まだまだ体が動く限り、できれば10年程度は持ち歩いて撮影して一喜一憂していたいです。ボケなければいいんです。そこはかなり怪しいですね。
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