Lively and energetic sound. crown D-45
奥の部屋にしまってあるアメリカ、クラウン社のパワーアンプD-45を掃除を兼ねて5年ぶりになるでしょうか、引っ張り出しました。各種接点の掃除をして、通電し3時間後になって音を出したとたんに、思い出しました。ほんのり艶があって、元気のいい、活力のあるサウンド。意気消沈しているときや、病で沈んだ心にばっちりききめがある、かつて聴いていたときもそう思いました。そういう音でしたね。そういえば。
単体で25W+25Wなので我が家のような小音量向きのアンプです。ですが、10時くらいのボリウムで我が家ではそうとうな大音量です。25W ですから片方のチャンネルの出力に使うトランジスタは1個で済むんでしょうね。この気風のいいスカッとしたサウンドは自分ががん患者であることをすっかり忘れさせてくれました。
両チャンネルをたった1台で鳴らして、まったくよどみないエネルギーって、毎日肉を中心に食っている腕っぷしのいい明るいおっちゃんがスピーカーを手玉にとってぶりぶりぶん回すっていう感じです。ダンピングファクター400っていうのもきいているかもしれませんが。現在4台メインに使用しているドイツ設計、中国製造の真面目アンプとは向いている方向がまったく違うのが面白いです。
しばらく、アンプはこのままでいくことに。この楽しいアンプがもうかなり以前に生産終了って。もう中古でしか入手できないのが残念です。
え?イコライザー? ちょっとお預けです。笑
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