Christopher Hogwood The Academy of Ancient Music
親友のブログサイトにけっこう頻繁に顔出ししていた演奏家がクリストファー・ホグウッド。彼はホグウッドの演奏について語るというより、難物CDとして特にベートーヴェンの交響曲集を紹介し、いかに苦労して聴きこなせるようにイコライザーを調整してきたかについてのコメントが多いですが、嫌いな演奏をここまで繰り返し写真付きで登場させることはありえないので、彼はかなりホグウッドの演奏を好んでいたのではないかと思っています。
ベートーヴェン以外ではヘンデルのメサイアが親友との共通の問題としていかに聴きやすく音の調整を行うかについて語り合うことが多かったんですが、私のところにはホグウッドのベートーヴェン交響曲全集がなく、彼のブログを読みつつ、いつかは聴いてみようと思っておりました。
タワレコのサイトでやっと見つけ、いま、取り寄せ中ですが、CDの解説を読むと1983年から1989年にかけて収録されたこの録音は極端にストイックな解釈や演奏はないですが、楽譜には原典版を使う、使用楽器の製造年、メーカー名もチェックする、など当時としては先駆的というか、音楽資料的にも大切なアプローチをしていることが見て取れます。もっと早い時点でこの演奏を聴いて親友とオーディオ論だけでなくクラシックの演奏論などについても話をしておきたかったと思っています。
順不同で全部ではないですが、過去の親友のブログで見つけたホグウッドのベートーヴェンジャケット部分を参考までに。
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