Sacred Rhythm of BALI

 抗がん剤の点滴を受けてベッドで横になっている。抗がん剤の種類によっては意識朦朧となり、そういうときに聴くべき曲にガムランはいい。そう思うんです。

ケチャの複雑怪奇なリズムと人の声の重なりは聴き飽きることがないし、ガムランに使われる楽器はどうしてこれほどに澄んだ音色が出てくるのか不思議です。こういう曲はアナログ時代ではこの澄み切った臨場感が捉えきれなかったのだと思います。CDでもまあ、綺麗に聴こえるんですが、音がかたい。どこかに針のようなカチカチした音があります。そう思います。これはやはりDSDによるダイレクト録音ということもあり、SACDで聴くか、DSDハイレゾでダウンロードして聴くのがベストだと思います。

がんには関係あっても、なくても。



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