Pre-stage of Tannoy introduction.



 親友が英国スピーカーについて写真載せたので、思い出したことがあります。

1990年の初頭だったですか、英国のHARBETH HL5を使ったのですが、販売店からRogers 5/9 も借りて聴いていた時期がちょっとありました。どちらにしてもスケール感に関する違和感からTannoy Canterbury 15しかない。最終的に出した結論でしたが。で、今思うとTannoyに至る前の段階では、HARBETHよりRogersの方がより好ましかったんじゃないかって思うんです。たしかにHARBETH独特の繊細でちょっと枯れた秋の雰囲気は18世紀のクラシック音楽には合うと思いました。が、Rogers 5/9はもっと若々しい青葉がしっかり残った音がしていたんです。レンジはちょっとかなって思ったものの、ダイナミック感もあって、ECM系の音楽にもマッチングが良かったんです。

Rogers 5/9を導入していたら、もしかするとTannoy が自室に来るのはかなり後のことになったかもしれません。

コメント

  1. まさに、ご指摘のような世界だったように思います。お互いに、今の感覚で鳴らしてみるとどうなるか……

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