Haydn's London Symphonies

ドイツ室内管弦楽団ブレーメンによるハイドンのロンドン時代にあたる最後期交響曲。

所謂ザーロモン・セット(交響曲第93番から第104番)は大好きは曲ばかりですが、特に最後の100番から104番までの5曲は私には珠玉の作品です。

地味な103番は「太鼓連打」とあだ名がついているとおり、第一楽章の冒頭ティンパニの連打で始まり、仄暗い出だしからは想像もできない美しい主題が出てくるともうお花畑にいるような気分になり胸の痛みを忘れます。

中学時代、親に買ってもらったFM/AMラジオにしがみついてNHK交響楽団の演奏を聴いていたのはこの曲が最初の頃だったと思い出しました。幼い頃を頻繁に思い出すのはもう先が少ない証拠なんでしょうけど、まだ新しい思い出は生み出して記憶していかないといけませんね。



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