Cancer: challenging the mysteries of life and death.

 実はこの本には前提条件がある。NHKスペシャル「がん 生と死の謎に挑む」の番組を見た人向けであること。柚香さんと一緒に再放送されたこの番組を見て、自分にはこの本をじっくり読む権利がある。そう思った。

立花隆氏は尽きることない探究心により興味を持ったことはとことん調べ尽くしなにがどうしてどうなったまで書き尽くす。対象は最先端科学や宇宙から自分が患った心臓、成人病さらに自らの膀胱癌にまでおよび、患者としてではなくジャーナリストの目線で、徹底的にがんとはなんぞやを詳らかにしようという姿勢に敬意を表するしかないと思う。

これから自虐的に小説を読み進めるようなスタンスでいます。まだまだ参考になる書物はありますが、参考です。自分のがんは自分のDNAに裏打ちされたオーダーメイドなので他人の例は多少参考とするくらいなんでしょうけど、無いよりは若干落ち着くと思えるので。




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