Bartok Piano Works for Children
バルトークほど晩年に悲惨な生活を強いられた作曲家も稀だと思います。
作曲家としてだけでなく教育の面でも才能を発揮したバルトーク。子供のためにっていう作品集は2つあり、最初がハンガリーの民謡をもとに平易で親しみやすい曲集で、2番目がスロバキアの民謡をもとにしたもの。この2つをデジュー・ラーンキが演奏しているCDを昨日聴いていました。人間は画一的描かれ方でひとくくりにされることが多いですが、だれでも多面的な活動をしているものでその活動が複雑に他人と関わり合って相乗効果を発揮したり、断崖絶壁に立たされたり、時間の経過で双方逆に歩んだりしますが、それが自然ってものなんでしょう。まだ憎まれている限り、世に憚ることができる。そういう勝手な解釈こそが癌に立ち向かう根拠のない信念です。
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