Keith Jarrett plays Carl Phillip Emanuel Bach
お蔵入りだったキース・ジャレットのカール・フィーリプ・エマーヌエル バッハ(バッハの最初の奥さんとの次男)のヴュルテンベルクソナタ集が発売になった。父を尊敬していながら、名付け親であったゲオルク・フィーリプ・テーレマンに近い和声の様式の曲が知られているけれど、つい最近作曲されたような錯覚にこのキース・ジャレットの演奏は感じます。
とても耳に馴染みの良いピアノであり、メロディーは親しみやすい。CPEバッハは活躍した当時は父の大バッハより有名だったそうで、曲の流れといい時代にふさわしい作風はそうであっただろうなって思わせます。柚香さんがふと「モーツァルトっぽいよね!」まさにそのご発言はとっても素敵で詩的なご指摘です。
明日の診察を前に心を落ち着かせるために最もふさわしい曲集です。
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