Stravaganze Consonanti no.2

このアルバムについては前にも書いた。 

ルネサンス音楽をECM的に料理するとこうなる。

最初のパーセルの出だしはARCHIV的というかDeutsche Harmonia Mundi的な生真面目で折り目正しい感じ。ちょっとするとオワゾリール的艶のある要素がスポイトで滴下される感じ。

グレゴリオ・パニワグア、アトリウムムジケーの世界を鮮明にして自由度を増した感触。

曲の解釈がアカデミックであり、音の捉え方は正統派のECMである。クラシックなのかジャズなのかだんだん垣根が見えなくなってくるおもしろさ。

自宅のスピーカーをどんどん手前に引き出して聴いている。




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