The distance from the wall tells you something.


気がついた。20cmのフルレンジすら感じるこのべたっと張り付く引きずるような低域、例えばワセリンを手に塗りつけたような感触っていうか。スピーカーを後ろの壁から80cm程度に離してみた。あら、すっきり。

これに気が付くまでの長く辛い作業が実は楽しいのだ。

いいバランスって満面の笑顔になったらなったでその喜びはほぼ瞬間で消える。

幸せは長続きしないのだ。だから苦悩の内側には楽しみが潜んでいる。

だからこの設定で困難であろう音源を敢えて探して苦悩に悶える。これこそが趣味なのかも。

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